猫に麻酔をかける時に、一番初めに鎮静薬を注射します。このお薬で、ぼんやりさせるのですが、愛情たっぷりで育てられている家猫は、鎮静が良く効きますけど、捕獲された半野良外猫は、ほとんど効きません。その後に、麻酔導入薬を注射して、猫を不動化してから、マスクを被せて麻酔ガスを吸わせて眠らせて、気管挿管して、手術に入ります。
この麻酔導入薬に使うお薬が「ケタミン」という薬剤で、麻薬指定です。麻薬取り扱い免許がないと使うことが出来ません。昨年は、厚労省の麻薬取締官(麻薬Gメン)が立ち入り検査に来ました。昨日のニュースで、羽田空港で、ケタミン47kgを持ち込んだルーマニア人が捕まっていました。我々が使っているのは液体のお薬で、4kgの猫に使う量は0.2mlです。
ケタミンを麻薬として使うと、人はどんな感じになるんでしょう?。写真は、今日、不妊手術を受けた子です。猫に聞かないとわかりませんね。「眠っている間、どんな夢みてるの?」


