さくら猫

今日の診察室

今日は、外猫の不妊手術でした。猫は、罠にかかった状態で連れて来られました。ケージの中に餌のちくわが入れてあって、猫がゲージに入って、それをくわえて引っ張るとと入り口が閉まる仕掛けになてます。

連れて来られた猫は、元々は野性的な猫だから、ゲージの中から目をランランと光らせて、シャーシャーと威嚇してきます。ゲージの網の隙間から、一瞬で麻酔の注射を打ちますが、のんびりした飼い猫とは違って、気合が入ってるから、よろよろしてますが、まだ触れるほどではありません。

ゲージを大きなビニール袋で覆って、麻酔ガスを流して、ようやく眠らせることが出来ました。手術が終わって、麻酔から覚めそうになったら、ゲージに戻して、そのまま連れて帰って、一晩は、その中で過ごして、明日の朝、いつもの場所で放されます。手術済の目印で左耳をカットしてます。このような猫は「さくら猫」って言うんだそうですね。