15歳の小型犬が、吐いて、グッタリなったので、北九州夜間救急病院に行きました。各種検査の結果、炎症反応が強く出て、すい臓から分泌される酵素リパーゼが凄く高くなってて、「急性膵炎」という診断を受けました。「急性膵炎」は、膵液が漏れて、周囲の組織を溶かしていくので、死亡率も高い緊急疾患です。脂っこい食事を与えてることが原因になることもありますが、原因不明のことも多いのです。
いつもは元気のいい子ですが、当院に来院した時は、ボ~と立ってる状態で反応も鈍く、飼い主の方は、「一日で、別の犬になったみたいです」と言ってます。痛みが強いのかもしれません。点滴と炎症を抑えるお薬や、痛みが強いので、鎮痛薬を投与しながら経過を見ます。膵炎は嘔吐を伴うことが多いのですが、幸い、この子は2日目以降は嘔吐しませんでしたから、入院させずに、通院で治療しました。治療経過が悪いことも多いので、飼い主の方の傍に置いておきたかったのもあります。
通院3日目の診察台の上の子は、前日とは明らかに様子が違って元気そうでした。食欲も回復したみたいです。もう大丈夫そうです。再発しないように、これからは低脂肪食をあたえることになります。元気になって良かったです。生命力が強い子だったんんでしょうね!



