中高年の猫が、体重減や食欲不振で来院して来たときに多いのが、「慢性腎臓病」です。腎機能は血中のBUN,Cr(クレアチニン)で見ますが、両方ともに、かなり高い値が出ていて、点滴主体で治療します、回復しないで、容態が悪化していくことが多かったのです。数年前から「ラプロス」という内服薬が出て、効果が出る子が出てきました。自宅で皮下点滴とラプロスの内服を続けていただくことで、すべての腎不全の猫ではありませんが、食欲も出て日常生活が普通に送れるようになり、血液検査をすると腎機能の数値が下がってきています。腎臓病の療養食&自宅での皮下点滴&ラプロスの投薬で、延命できる子が出てきました。高齢な子は難しいのですが、10歳前後の子は効果が出ることもありますから、「うちの猫、なんか、最近調子悪いな」って思った時には、早めの来院をお勧めします。
写真は、眠&天です。相変わらず、天にとって眠は「天敵」みたいです。私に、目で助けを乞うていますね。



