盲導犬のリタイア犬をお世話している方が当院に来院しています。初めての来院は、盲導犬が8歳位の時でした。「大人しくて良い子なんですが、あまり表情が豊かじゃないんですよ」とおっしゃってました。それからしばらくすると、「普通の犬になりました、来た時はお利口だったんですけどねぇ~」と苦笑しながらも、嬉しそうでした。
この子が盲導犬として、長く一緒に居た方が、懐かしくて犬に会いに来ます。美味しそうなオヤツなんて持ってきます。久々の再会で、ワンコは大喜び!!って想像しますが、そうじゃなくて、何となくよそよしくて、コソコソを逃げて行っちゃそうです。当時使っていたハーネスをみせても、同じようにコソコソと逃げてくのだそうです。
盲導犬のお仕事って、やはり大変ストレスがかかるんでしょうね。今は、新しい飼い主の元で、幸せな余生を送っていますよ。



