猫が診察室内を激走しました

今日の診察室

診察台の上で診察を受けていた若い雌猫が、急にパニックになり、捕まえようとした飼い主や、私の手を咬んだり、引っかいたりして、手を振りほどいて、逃亡しました。こうなると、猫が落ち着くまで手を出さないで、放っておくしかありません。下手に追いかけると、興奮してる猫は、そこら中を逃げ回り、棚や机に上にあるものを蹴散らしながら逃げるので、被害が甚大になります。

放っておくと、猫はどっかに隠れてジッと潜んでいるので、後ろからそ~と近づいて、一瞬の早業で鎮静薬を打ちます。薬が効くと、ふらついてくるので、捕まえますが、フラフラしながらも逃げ回ります。

今日のニャンコは、大き目のゲージを近くに置くと、そろそろと入ってくれました。診察前に、「そろそろ不妊手術を受ける年齢になりましたね、日にちが決まったら、予約してくださいね」なんて話していたのですが、鎮静薬も打っちゃったし、このまま、手術しましょうか?ということになりました。

写真は、術後、ゲージに入れられた逃亡ネコです。恨めしそうな顔で見てます。