保護猫で年齢不詳のオス猫です。歯周炎で口が痛そうなので、抜歯することにしました。ところが、術前に血液検査をすると、腎臓の機能がおちていることがわかりました。
腎機能が悪い子に麻酔をかけると、麻酔中は血液の循環がおちますから、腎臓を流れる血流量が減って、麻酔の覚めが悪かったり、術後の経過が悪くなったりすることがあります。
通常は、麻酔をかけて抜歯した猫は、当日の夕方お返しするのですが、今日のニャンコは、術後24時間点滴を続けて、循環を回復させてから、お返しすることにしました。今夜は、お泊りで、明日の夕方、退院します。