10か月齢の小型犬の去勢手術でした

今日の診察室

雄犬の去勢手術は、将来の雄犬特有の病気の予防や、性格の温厚化のためにお勧めしていますが、今日のワンコは片方の睾丸がお腹の中にある「陰睾」でした。通常の去勢手術ですと、睾丸はあるべきところにあるので、それを摘出すれば良いのですが、お腹の中にある子は、お腹を開けて探さないといけません。「開けたけど見つからなかった」なんていう話を聞くので、開けるまで心配ですけど、今日のワンコの睾丸はすぐに見つかりました。小さな方が、お腹の中にあった睾丸です。永久歯は生えそろっていますが、乳歯が残っていたから、それも抜歯しました。飼い主の方は、「陰睾」も、乳歯の残存も気にされてましたから、今日の処置ですべて解決しましたね。