2012年の夏に、「犬を散歩中してたらついてきました」ということで、ボロボロヨレヨレで当院に連れて来られたポチ君、カイセンというダニが原因の皮膚病で全身の皮膚がゴワゴワで、いつもポリポリと掻いていました。治療すれば完治しますが、感染力が強いので、連れてきた方のお宅に帰すわけにもいかず、治るまで当院で預かることにしました。
喜んだり、はしゃいだりすることもなく、かといって警戒するわけでもなく、暗い顔して、ゲージの中で一日ボンヤリと過ごしてました。カイセンは1か月で完治しましたが、結局、当院のワンコになってしまいました。お世話してる間に、情もうつって、少しは表情も明るくなったので、置いてやることにしました。
今では、こんな感じです。天の良い遊び相手になってます。あまりに遊びが過ぎると、天は、時々、叱られてます。