午後6時半前、「今日もそろそろ終わりかな?」って思ってたら、オスネコを連れた方が来院しました。「血尿してるけど、元気、食欲はあります」とのことです。「膀胱炎かだから、抗生物質の注射で治るかな?」一回打つと2週間効果が持続する抗生物質があるので、猫の膀胱炎はほとんどそれで対応してますし、治ってます。念のために、お腹を触診してみると、張った膀胱があります。「あらま、オシッコが出てないじゃないの!!、こりゃ、麻酔をかけて処置しないとダメだわ」
時間が時間だけに、バタバタと準備をしながら、病状を飼い主に伝えます。飼い主の方は、いきなり、麻酔だ、入院だなんて話になってるので、目が点状態です。
幸い、来院が早くて、尿道閉塞の解除もスムースにいって、猫の状態も悪くなかったので、処置後は、お家に帰れました。しかし、当院はなんで「オス猫の尿閉」が多いんでしょうね?何かの「呪い」だろうか?