15歳の猫です。「食べるときに口を痛そうに気にして、途中で食べるのをやめてしまいます」ということで来院してきた猫、鎮痛薬を打って様子をみてました。注射を打つとしばらくは良いのですが、また痛み出します。上の奥歯に歯周炎と歯肉炎があって、そこが痛みの原因みたいです。抜歯をすると治りそうですが、15歳と高齢なので、どうしようかと迷ってました。
飼い主の方は抜歯して欲しいみたいでした。血液検査では腎機能に異常はなく、貧血などもなかったので、今は20歳以上生きる子もいるので、今後のことも考えて、麻酔下で抜歯しました。術後は夕方までしっかり点滴をしてから、お返ししました。これで痛みから解放されて、美味しく食べられるようになると良いですね。
